温泉卵とは卵黄が半熟で卵白が半凝固状態にゆであげられた卵のことです。
卵黄と卵白の凝固温度の違いにより、加熱する温度と時間を調整することで温泉卵を作ることができます。
温泉卵の簡単な作り方
ネット上ではさまざまな作り方がでていますが、実際は環境によって出来上がりは異なってしまいます。
各自でいろいろ修正しながら好みの温泉卵を作ってみてください。
私なりの簡単な作り方を紹介しておきます。
小ぶりで保温性の高い鍋を用意します。
卵は冷蔵庫に保存していることが多いので、あらかじめ室温に戻しておきます。
卵1こ(うちは65グラム前後)につき約100ccの水をつかいます。
一度に5個程度は作りますので500ccくらいでしょうか。
小ぶりな鍋にしているのもこれで卵が全部つかるようにするためです。
水を沸騰させたら火を止めます。
卵はスプーンなどを使って鍋の底にコツンとあたらないようにそっと湯の中にいれます。
温度変化が少ないようになるべくすばやく卵を入れ終えて、ふたを閉めます。
ここから時間は冬と夏ではことなりますが、だいたい10分から15分ほど放置します。
これで完成。
卵の状態を見て、次はもう少し長めに放置しようとか早めにしようとか修正して行って自分好みの温泉卵をつくってみてください。
ちなみに65~70℃程度の温泉に卵をつけておくだけでできるので、その卵が温泉地で提供されていたのが温泉卵の発祥だといわれています。
温泉卵の食べ方やアレンジ
温泉卵は体にも良いといわれています。その理由は卵の食べ方の中では消化が一番よいからです。
温泉卵の食べ方は多彩でアレンジしやすい食材です。
温泉卵そのものだけでも出汁と醤油をあわせた出汁醤油をかけて食べるオーソドックスなものから、洋風、中華風などさまざまです。
また温泉卵はトッピングとして大活躍です。
パスタトッピングしていつものゴハンをワンラックアップしてくれます。
いつものそうめん、うどん、ソバ、ラーメンに煮卵・味付け卵をトッピングするのもいいのですが、温泉卵をあらかじめ作っておければ、それを乗せるだけでいつもと違った麺料理になります。
また丼ものに生卵をのせるものをこの温泉卵にかえるだけでちょっぴり豪華な気分になります。
例えば牛丼、豚丼、鉄火丼などですね。
サラダにトッピングしたらけっこうそれだけで見栄えのいい一品のおかずになります。
ちょっとボリューム感がたりないなと思った時はパスタやカレーライスなどにトッピングしてもいい感じです。
工夫してサンドイッチにいれているメニューも見たことがあります。
工夫次第で温泉卵をつかったメニューはどんどん作れそうですね。